買ったもの

trifle2007-04-08

2月に入ったばかりの頃に、入荷予定商品がずららっと並ぶ分厚いファイルを見せてもらって、あまりのシンプルさに惚れ惚れした。連休の受注会でベージュの現物を見て、そっこうで予約をした。3月に入って商品が入荷したとき、受注会では見なかった黒にときめいた。ベージュを予約していたのだけれど、黒に激しく心惹かれる。ベージュを買いに行ったはずなのに、黒とじっくり履き比べ。仲良しの店員さんとわたしのファッションスタイルについてあれやこれやと話しながら、悩みに悩んだ末、予約していたベージュやなくて、黒に決める。でも、黒のわたしのサイズは予約分しか入荷しなくて、次回の入荷分を予約して帰る。そして、3月下旬に入荷連絡をもらって、ようやく取りに行ってきた。手元にやってくるまで長かった!
SARTORE*1というと、やっぱりブーツを思い浮かべる。サルトルのブーツは、長年ほしいほしいと思いつつも、なかなか定番のものに出会わない。ほしい形は決まってるんやけどなあ。関西は靴の品揃えが悪いと思う。なので、素敵な靴に出会ったら即買いの勢いでないと。なかなか買えないサルトルさん。ファーストサルトルは遠いと思っていたら、サンダルでサルトルデビュー。ブーツのイメージが強いけれど、普通の靴やサンダルも作ってはるのです。さすがサルトルなシンプルで定番で飽きのこないデザイン。ストラップがついてるし、ヒールが太めなのも安定感があっていい。今年はヒール太めが流行らしいけど、あんまり履いてはるのん見かけへんなあ。アッパーのデザインもサイドのカットも、技ありな感じですてき。一言で言うとお上品!色はすごく悩んだけど、わたしらしいのはベージュよりも黒。基本的に色はスモーキーカラーが多く、ぼんやりとしてしまうので、インナーやストール、小物なんかで濃いめのパキッとした色をもってくる。ベージュももちろんよく着るし、ワントーンのベージュ姿はしてみたい。でも、いざ自分がしてみたらなんだか野暮ったく見えて変。どこかに濃いめの色をもってくるほうが、しっくりくる。それに黒のサンダルって持ってないなあと思って。夏の黒を敬遠するからなのか、あまり黒サンダルは見かけない気がする。一足、黒サンダルほしいなあって思ってたし、ちょうどいい。ただでさえ種類が少ないのに、なかなか気に入るのんに出会えへんし。しかもこの黒、真っ黒ってわけやなくて、ヴィンテージ加工がされているので、重すぎなくて渋い。革が馴染んできたら、きっともっといい色になるやろなあ。履き比べると、ベージュはコンサバな感じがすごくして。わたしにはお上品すぎる。黒だとちょっとはずしてカジュアルに見える。なので、黒に決定。安かったら、色チでベージュもほしかったのだけれど、さすがに無理ー。
ほんっま、シンプルで長年ずっと使えそうなデザイン。こちらのサンダル、よく行くショップの別注で、むかしあったデザインの復刻で、数量がかなり限定されてるらしくて。もしかしたらもう出会えないものかもしれへんし、ヒールやソールをメンテしながら、10年くらい履けるかなあと密かに思う。