デジ一購入

デジタル一眼カメラ | オリンパス
そういえば、デジタル一眼レフカメラを、ついに買ったんです。衝動買いです。というのも、よく行く写真屋さんが、現像料が高くなり、フィルムのプリント料も高くなり、しまいには、現像のときにサービスでCD-Rに焼いてくれはってたんだけど、それも有料サービスになって(しかも結構高い)、いよいよコストパフォーマンスがどえらいことになってきていたのです。フィルム派には世知辛い世の中。なので、本格的にデジに移行したほうがいいのではと思うようになり、そんなタイミングで投げ売り状態のちょっといいなと思っていたデジさんに遭遇。なんでこんなに安いの?と思って、まじまじと見てたら店員さんが「売り場をリニューアルして〜」とかどうとか教えてくれはった。もともと自分の用事で寄ったわけでもなく単なる付き添いでやってきて、それで出会ったわけだから運命?とかなんとか言い訳。秋晴れの夕刻、おおきな紙袋をぶらさげてました。
常々、デジ一買うなら、たぶんオリンパスかなー?と思っていて。いま持ってるフィルムの一眼もオリンパス製品だし、それのレンズも使い回せるし(これがかなり嬉しい)。オリンパスブルーもズイコーレンズも、大好きなんです。思えば、持ってる古いコンパクトカメラもオリンパスが多い。今でも現役で使っているのも、そう。フィルムほどの大好きなオリンパスブルーは望めないけれど、それでもズイコーレンズの描写が好きなんで、やっぱりオリ狙い。
買ったのは、OLYMPUSE-510のダブルズームキット。ものすごい破格のお値段で売られていた。展示品とかならあるかもしれないけれど、もちろん新品未開封。レンズキットもあって、そちらもかなり安かった。E-420というか、E-4XX系列の小型っぷりはかなり魅力的。でも、わたし、結構手が大きい方で、何度も現物を触って構えて見るのだけれど、グリップがすごく不安。なんとなく手が余る感じというか、すっぽりすぎる感じがするのです。手ぶれ補正はなくていいけど、もう少しグリップだけしっかりしてほしかった。でもそうすると、せっかくの小ささが生かされないか。E-5XX系列は、ちょっと大きいけれど安定感がある。E-520も発売されて、マイナーチェンジすぎるところががっくりきたけれど、気になる存在ではあった。でも買うならE-4XX系列になるかなあ?と思っていたのだけれど、この投げ売り価格は悩む。だって、現行レンズ2本ついて、5万きっちゃう。単焦点ばかりでズームレンズ持ってないから欲しいし。初のデジ一なんで、使いこなすことを目標。そうなると、エントリーモデルよりも中級機種のほうがいいか?いろいろ自分で試せるし。とりあえず買っちゃって、のちのちボディだけ買い換えるのもアリ。現行レンズ2本を思えば、それもいいかも。それにすでに欲しいレンズはあるから、安く買って浮いた分をレンズ費用に回すという手もある。
もともと、フィルムのほうが好きだってのがあって。コンデジも持ってはいるものの、あまり使ってない。なので、デジ一買ったところでちゃんと使うかなあ?という心配があった。でも、このフィルム現像にたいするいろいろな値上げはさすがに厳しい。そんなときに出会ったタイミング。これもなにかの縁かもしれない。
いったん、冷静になるためにお店を離れお茶をし、↑こういう話を延々と聞いてもらって、「ねえ、買いやと思う?買いやろか?」と問う。うざいことこのうえなかったと思う。「そこまで思うんやったら、買ったらええ」との一言で店に舞い戻る。結局、背中を押して欲しかったんです。いくら5万を切るとはいえ、衝動買いとしてはちと高め。優柔不断で、ごめんよ。でもきっと、このタイミングで出会ったってことは、わたしに買われたかったんだと思う。そう思うようにする。だから、いい買い物したはず。うちにある、たくさんのフィルムカメラの行く末が、少々心配ではあるけれど。カビが生えない程度に、たまには使わなきゃなー。

まあ、だらだらと書いたけど、あれだ。単純に、うれしいの!!!!!