ボクを包む月の光(3)/日渡早紀

ボクを包む月の光 ?ぼく地球次世代編 (3)

ボクを包む月の光 ?ぼく地球次世代編 (3)

いまだにタイトルが覚えられません。キャーとラズロのお話とか、輪の「みおくる夏」とか、こんなかたちで出てくるとは思わんかった!うまいなあと思ってしまった。案外、この詩が好きでこのころの輪のファンでした。なんだかものすごーく切なくて淋しくて、ちびっこ輪がひょこひょこと顔を出すたびに、泣けてくる。キャーとラズロのお話も、あのころすごく泣いたので、今回もがっつりいかせてもらいました。ずるいわ、これは。あのころの輪の苦悩を知っているひとが泣かないはずがない。
ほんまに、ぼく地球世代のための漫画やわ。これだけ読んでおもしろいと思わはるひとはいてはるんやろか。ぼく地球も読んでね★っていう商売上手な手法?!なんだかちょっと引っ張り出しすぎのような気もするなー。亜梨子の弟とか、その子がどれほど亜梨子のことを大切に思っているとか、完璧わからへんよね。おもしろくなかったってわけじゃなくて。むしろ、ぼく地球を好きではまってた世代なので、めっちゃおもしろかったけど。