ブルーノ・ムナーリ展 あの手 この手

trifle2008-05-19

http://www.shiga-kinbi.jp/exhibition/exhibition_next.html
美術家、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、教育者、研究家、絵本作家と、様々な顔を持つブルーノ・ムナーリ。彼の生誕100年を記念して、企画展が開催されます。これはぜひとも行きたい!滋賀県立も結構素敵な企画展をされるので、毎回更新を楽しみにしてます。
名前がなかなか覚えられないのだけれど、なんとなく、身近に感じるブルーノ・ムナーリ。なんでかなあ?と思ったら、むかし読んだ絵本がたくさんあって。「ぞうのねがい (ブルノ・ムナーリのしかけえほん)」とか、すごく好きやったなあ。わたしは、結構読むのが好きだった子供だったので、しかけ絵本ってそれほど好きじゃなかったみたいなんだけど、「ぞうのねがい」はお気に入りだった。シンプルなんだけど、なんだかすごく惹かれたような気がする。大好きな絵本は、何度も何度も繰り返し読んでいた(ここらへん、今とあまり変わらない)ので、ボロボロになってしまって、大きくなっていつのまにか捨てちゃってた。今またこれを機会に読みたいなって思ったけど、どうやら絶版・・・。英語版とかはあるみたいやけど、どうせなら、昔読んでいたのと同じ日本語版がほしかったな。古本屋さん巡ったら、いつか見つかるかな?

ムナーリの生誕100年を記念して開催される本展は、ムナーリが生涯取り組んだ「本」の仕事を軸に、その多彩な活動を総合的に紹介するもので、初版の書籍を中心に、絵本原画、絵画や彫刻、スケッチ、映像作品、プロダクトデザインなど、300点以上の作品で構成されています。子どものような旺盛な好奇心、自由で柔軟な発想、豊かな創造力、そして人間と自然にたいする暖かな眼差を感じさせるムナーリの作品は、私たちの心の中で、いつまでもきらきらと輝き続ける宝物と言えるでしょう。カラフルで、夢と驚きにあふれ、大人も子どもも夢中にさせるムナーリ・ワールドの魅力を是非お楽しみ下さい。

滋賀県立近代美術館にて。開催期間は、5月31日から7月6日まで。