買ったもの

trifle2007-09-29

出会いは一ヶ月以上前の、夏真っ盛りの頃。8月に入ったばかりでまだまだ暑さ絶頂期のなか、ショップはすっかり秋モード。「ブーツやジャケット、入荷してきてますよ」の声に、まだまだ暑すぎて買う気になれないと思いつつ、偵察がてら覗きに行ってみたのです。それで、惚れてしまったのです。念願のSARTOREのブーツ。ユーロの関係で年々価格が上昇してるし、ここらで買うなら買わねばと思っていたけれど、なかなかほしい定番のデザインのものに巡り会えなくて。同じデザインでもお店ごとの価格も微妙に違って、差が1万円くらいあったりするので、ここは慎重に。定番のものじゃないなら、ひとめぼれぐらいの衝撃のあるもの。高価なものだし、10年は履くつもりなので、妥協はしたくない。納得いくものに出会うまでおあずけでいいやーって思っていたら、ようやく今年出会いました。
よく行くショップの別注品。サルトルを扱ってはるショップはいくつかあるけれど、別注なのでここでしか買えない。今年は昨年に続き、バックベルトのタイプをよく見かける。バックベルトのものなら、去年のほうが華奢で可愛かったなあ。よう履いてはるひとを見かけました。今年のはなんかちょっとごつい感じ。それに、どこのお店でもこのタイプのものを見かけるので、きっと今年も街ですれ違うんやろな。去年、仲良しの店員さんがそのバックベルトのタイプを買われていて「街歩いてたらようかぶってて、なんか恥ずかしい!」とおっしゃっていたので、どうせ買うならかぶらないものがよかった。せっかく高価なものを買うんだから、気まずい思いはしたくないし。別注ならあんまりかぶらへんよなあというのが、やっぱり決め手かもしれない。
デザインがお上品で、見た瞬間ときめいた。シルエットはあいかわらず綺麗だし、シンプルで、横の編み上げっぽいデザインがすてき。カジュアルすぎない感じがいい。10年後も履いているとして、その頃の自分が履いていても若作りっぽく見えなさそうかな。本当に高価なものだから、無駄にそうゆうことまで考えたり。カラーは3色あったけど、去年キャメルのブーツを買ったので、ブラックに。ブラックだったら余計にお上品に見えて、いくつになっても履けそう。すっぽりと履くタイプだけど、内側にちょっとだけジッパーもついてるし脱ぎ履きしやすい。
で、8月初旬に買ってから、にまにまとお部屋で観賞用と化していたけれど、ようやく本日デビューなのです。今年のブーツデビューはサルトルから。本当に、長年恋い焦がれてきたものだから、大切に履かねば。