森鴎外と美術

trifle2006-09-28

森鴎外と美術
現在開催中のこれにものすごく行きたいのですが。和歌山遠いよ。県をひとつまたぐとなると、なんだか小旅行気分になる。同じ意味で神戸も遠い(気分的に)。電車に乗ればすぐなのにね。
鴎外と言えば、やっぱり「舞姫」だろうか。有名所で言うと、芥川龍之介の「羅生門」、夏目漱石の「こころ」と、高校の教科書にも採用されてました。「舞姫」は、授業で習う前から読んだことがあったのだけれど、いまいち理解ができなかった。中学生だったわたしには難しくて、なんで?どうして?と思いながら読んだものです。高校生になって授業で習ったけれど、やっぱりあまり理解できなくて、豊太郎の気持ちにもエリスの気持ちにも、まったく感情移入できなかった。今現在読んでも、豊太郎には腹立たしく思うし、エリスの情熱もわからない。豊太郎の気持ちはわからなくもないのだけれど。鴎外なら「じいさんばあさん」とかのほうが好きかな。
和歌山県立近代美術館にて。期間は、9月10日から10月22日まで。
なんといっても、和歌山県立近代美術館は黒川紀章*1設計なのです。じつはそれほど好きでもないんやけど、こうゆうときしか見に行かないと思うので。いまいちポリシーがわからへんひとなんやよね。