ハチミツとクローバー(9)/羽海野チカ

ハチミツとクローバー 9 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 9 (クイーンズコミックス)

ともだちに1巻からまとめて貸してあげたら、はまってた。映画も観に行くと豪語する。ハチクロって、男の子でもきゅんとくるものなんやね。でもこの最新刊を読んだら、どうなることやら。
物語が、急速に進んでいって。森田兄弟の過去とかはぐの怪我とか。8巻とは違い一転して、重くどんよりとした雰囲気に。恋とかゆってる場合じゃないよ、みたいな。それぞれに思うことはあって、どこでどうボタンを掛け違ってしまったんだろうとか、そのボタンの掛け違いに気づかずに、ここまできちゃったんやろなあ。最初のころは片思いだとか、そんなきゅんきゅんときめくようなお話だったのに、なんだか大風呂敷をひろげにひろげてしまわはった気がする。この物語にどんな結末をもたらすのかは、ちょっと見物。