買ったもの

今年は買わないって決めてたはずなのに。ほんとうに、ほんの出来心で。
ともだちが浴衣をほしいと言うので、お供。というか、アドバイザー兼ご案内係。デパートやら、呉服屋さんやら、卸のお店やらをぐるぐるとはしご。あれも良かった、これも可愛い、ときゃあきゃあ言いながら。デパートのものはやっぱり高いなあ。そういえば、いままで浴衣ってデパートで買ったことない。いつも呉服屋さんや卸のお店で買う。安いし落ち着いて見られるし、好きなのです。
ぎょうさんあるなかで、見つけた浴衣。まさに、ひとめぼれ。見た瞬間、素敵と思う。買う予定もなかったので、どんな浴衣がほしいとか漠然とも思っていなかったのに、こうゆうのんほしかった！とばかりに。いいよ！これいいよ！と、興奮しながらともだちに言うと、買っちゃえば？との悪魔の誘惑。ともだちははじめての浴衣なので、もっと定番な感じのものがほしいらしくて、生成色は難しそうと却下された。地の色も、黒か紺か紫で。最初、そうゆう色ばかり探してたんやけど、ついつい他の色も見ちゃって、出会っちゃった。え？え？そうなの？じゃあ、買っちゃうよ？と、購入決定。その間、5分もかからない決断。臨時収入もはいってくることやし。ともだちよりも先に買ってしまった案内係。買わないと思った年に限って、めっちゃ好みのものに出会う。生成にターコイズの牡丹柄。しかも、それがシルエットだったり輪郭のみだったりで、なかなか控えめ。ブルーが効きすぎるかな？とも思えたけれど、シックで大人っぽい雰囲気。牡丹とかって古典柄やけど、案外モダンな感じ。それにあわせて、帯は紫っぽいものを。どんなのがいいかなーといろいろ考えた結果、紫がいちばんおもしろかった。わたしのなかの鉄則として、帯は浴衣のなかにつかってる色を、という考えがあるのだけれど、今回は全然違う感じの色のほうがかっこよく思えた。持ってる浴衣を見てみても、ブルー系の地や絵柄のものって持ってないから、いままでと雰囲気違って着られそう。と、いいわけ。
今年はさっそくこれ着て、宵山行こう。ますます宵山行くのたのしみ！雨ふらへんといいなー。