8月のクリスマス

trifle2005-10-10

http://www.8xmas.com/
そういえば、はじめて京都シネマ*1で観た。びっくりした。100席ぐらいやと思うけど、それにしてもスクリーンがちいさい。座席はけっこうゆったりとしてたけど。あと、上映前に館員さんがやってきて、お話してくれたのにもびっくり。館内放送ないんかなあ。きちんと覚えてはって、でもときどきかんではって。なんだかとってもアットホームな雰囲気。
映画はもちろん、山崎まさよし西田尚美がめあてです。韓国映画のリメイク版ということで、ストーリーはやっぱりというか明るいものではなかった。まさやんは決して演技は上手ではないけれど、あの独特の間のとりかたや微妙な表情は天性のものだと思う。困っているのか泣きそうなのか戸惑っているのか、たくさんの感情があらわれている顔が、すごくすき。胸がきゅーんとなってしまう。ヒロインの由紀子(関めぐみ)にはなんだかいまいち感情移入できなかったけれど。
オリジナルは観ていないけれど、なんだかとてもあわただしくて急いでいる感じがした。ストーリーがストーリーなので、もっとゆったりとした流れのほうがよかったなあ。お互いが惹かれてゆくところとか、もっと丁寧に描いてほしかったな。ものすごく淡々としていて、ゆるやかな坂道を進んでいるような感じは嫌いじゃないのだけれど。それでも、寿俊(山崎まさよし)と妹(西田尚美)が縁側でスイカを食べているシーンや、寿俊(山崎まさよし)が父親(井川比佐志)にDVDの使い方を教えているシーンには、ぐっときた。