魔法使いの娘(1)(2)/那州雪絵

魔法使いの娘 (1) (ウィングス・コミックス)

魔法使いの娘 (2) (ウィングス・コミックス)

那州さん、いつのまに？！うれしい、那須さん！ようやく戻ってきてくれはったのね！一時期、わたしの範疇ではないほうへ行かれてしまって、離れてしまったのだけれど。おかえりなさいを言いたくなるぐらいの、那州節健在。この独特のテンポと雰囲気と間が、安心して読める。
しかし、あいかわらず怖いよ。ぎゃー！！！っていう怖さじゃなくて、背筋がゾクゾクっとする類の怖さ。しんみり怖い。こうゆうところが、那州さんらしいなと思う。もともとサスペンス？ホラー？系のお話を書くのがすごくじょうずで、それでいてグリーンウッドみたいなコミカルな感じもじょうずで。これは、そのふたつが集約された感じ。続きがすっごく気になる。久々にはまったー。