Not six/長島有里枝

not six (Switch library)

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最高の被写体がそばにいるって、どんなに素敵なことだろう。恋人であり、家族であり、夫であり。さまざまな顔をみせるひとりの男を撮り続けるって、すごくたのしいことなんじゃないだろうか。アラーキー藤代冥砂が撮る妻というのも素敵だったけれど、長島有里枝が撮る夫というものは、愛しいという感情が全身から溢れでている。最後のこどもを抱く夫の姿が、あたまから離れないほど印象的で素晴らしかった。