地下鉄の風に吹かれて/南Q太

地下鉄の風に吹かれて (Feelコミックス 344)

地下鉄の風に吹かれて (Feelコミックス 344)

なんだか、生々しい。表題作はやっぱり自分のことやろなあ。別れた旦那が出てきたり。南Q太にしろ内田春菊にしろ、なんかリアルすぎるのは、ちょっとひくなあ。もちろん、このひとの「女」をじょうずに描く姿は、すごいものがある。強さだとか、弱さだとか、ずるさだとか、をうまく表現できるひとだと思う。けど、いきすぎると、それはなんかもう・・・。やっぱりいちばん好きなのは、さよならみどりちゃん (フィールコミックスGOLD)かな。すんげー切なくて、哀しい。